乳腺炎について
乳腺炎の原因
多くは授乳期に見られます。
母乳がうまく排泄されず母乳が乳線にうっ滞することにより起きることが多いです。
さらに乳頭の裂傷や皮膚炎によって炎症がひどくなることもあり、急性化膿性乳腺炎といわれています。
非授乳期にみられる乳腺炎は陥没乳頭や腫瘤などにより、乳管が拡張・閉塞し、そこへ感染や炎症が生じることにより起こります。
乳腺炎の症状
患部の痛み・圧痛・熱感・発赤・硬結・腫脹がみられます。
全身のだるさや発熱がみられる場合もあります。
母乳分泌は不良となることが多く、膿瘍の分泌物を認めることもあります。
乳腺炎の検査
超音波検査・母乳や分泌物の培養検査を行ないます。
乳癌との鑑別目的にマンモグラフィやMRI・生検などを行う場合もあります。
乳腺炎の治療
炎症がひどい場合には患部を冷やしたり、抗生物質や消炎鎮痛薬などの投与を行います。
また、膿瘍がある場合には切開し排膿させる処置が必要となる場合もあります。
当院では診察、マンモグラフィ検査、乳腺超音波検査は全て女性医師、女性技師が行います。
上記のような症状が出たらかかりつけの先生にご相談下さい。
当院では、乳腺科にご相談下さい。
当院では、乳腺科にご相談下さい。
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