意外と知らない片頭痛5つの原因

日本人の頭痛持ちは3~4人に1人とも言われている一般的な症状ですが、意外と原因は知らない方が多いです。
よくある症状だからこそ原因を知って、日常生活の対策として取り入れてはいかがでしょうか。
また、脳梗塞のリスクを上げる片頭痛の前兆や病院にすぐに行くべき頭痛についても解説していますので、併せて確認しておきましょう。
片頭痛の種類
片頭痛
こめかみから目のあたりが、ズキズキと心臓の動きに合わせるようなリズムで痛むのが特徴 普段の生活に支障が出るほどの痛み。
緊張型頭痛
頭全体が締め付けられるような痛みだが 普段の生活は何とか送れる、我慢できる程度。
群発頭痛
1年のうちの決まった時期、毎日決まった時間帯(明け方が多い)に、ズキンズキンという目を抉られるような激しい痛みがおこる。
片頭痛の原因
1.薬による頭痛(薬物乱用性頭痛)
頭痛薬の飲みすぎによる頭痛はあまり知られていませんが、頭痛薬を常用している人の30%程度は薬をやめることで改善するとも言われています。
2.たばこ
片頭痛持ちの人のたばこは脳卒中のリスクが3倍になるので要注意です。
3.肩こり
緊張型頭痛では肩こりなどの筋肉の緊張が原因の場合も多いので、日本頭痛学会の頭痛体操を試してみましょう。
日本頭痛学会の頭痛体操(PDF)
4.ストレス
精神的ストレスだけでなく肉体的ストレス(寝不足など)や気圧や気温の変化でも起こるので、ゆっくりお風呂につかるなどリラックスできる環境を整えてみましょう。
5.食事・飲み物
血管を拡張・収縮させるポリフェノールやチラミン、亜硝酸化合物は、オリーブオイル、ワイン・チーズ・ハム・チョコレート・ナッツ・ソーセージ・柑橘類に多く含まれる。
エナジードリンク・コーヒーなどに含まれるカフェインは少量ならよいが毎日多量に飲むとカフェイン中毒となり頭痛を誘発するので、これらの飲食で頭痛が誘発されるようなら注意しましょう。
脳梗塞のリスクを上げる危ない片頭痛
前兆のある片頭痛は、脳梗塞のリスクが2倍以上になる危険サイン
- 1.目の前がちかちかする、ギザギザした光が見える
- 2.音や光に敏感になる
対策:予防薬を使って前兆症状や頭痛の発作を抑える
お薬を使っていない場合は病院を受診しましょう。
前兆はあるけどあまり大した頭痛では受診しない方が多いですが、頭痛の程度にかかわらず脳梗塞のリスクが高い状態ですので、必ず受診しましょう。
こんな頭痛は脳出血かも!すぐに病院に行くべき3つの頭痛
- 1.今まで経験したことのない強さの頭痛
普段から片頭痛がある人は我慢してしまう傾向があるので要注意 - 2.突然起こった頭痛
脳動脈瘤が破裂して、何もなかったのにピキーン!と急に始まる頭痛 - 3.普段頭痛が全くない人の初めての頭痛
特に高齢者では普段頭痛がない人が片頭痛になるのは0.52%と稀ですので、何か異常が起こっている可能性が高いです。
これらの症状は最初、我慢できると思っていると、取り返しのつかないことになるかもしれませんので、必ず病院に受診しましょう。
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